うつ病っぽい時にできること【独身一人暮らしの場合】

会社にいきたくないな、でも頑張らないと周りに迷惑かけるし…

僕ってうつ病なのかな?

 

こんにちは、相葉です。

相葉
今回は「自分ってうつ病かなと思った時にやるべきこと」についてお話ししますね。

勇気を出して心療内科に行っておくのが安心

気づいたらすぐに行こう

うつ病にはいろいろなパターンがあると思いますが、周りから見て様子がおかしいぞと気づかれる場合が多いようです。

そんな時、一緒に住んでいる人がいるのと一人暮らしをしているのでは、うつ病に気づく早さがきっと違いますよね

 

独身一人暮らしでも毎日のように出社している人であれば、会社の人に気づかれるかもしれませんが、基本的に在宅勤務の人はだれにも変化を気づかれない危険性もあります。

なので自分のメンタルがちょっとおかしいかもと思った時には、結構重症化してしまっているかもしれません。

 

それでおすすめしたいのは、不調に気づいたらすぐに心療内科または精神科などのメンタルのお医者さんに行ってみることです。

 

心療内科に行ったことが無い場合いろいろ不安かもしれませんが、院内も患者さんも普通の内科に来たみたいな雰囲気です。

むしろ風邪の症状で来ている人はほとんどいないと思うので、流行病の時期でもそんなに心配いらないですよね。

相葉
僕もいくつか行ったことがあるので

 

心療内科に行けば医師が問診して必要であれば薬の処方などもしてくれます。

うつ病ではなく「一時的な気分の落ち込み」だと言われたのならちょっと安心だし、うつ病の症状だと言われたらしっかり治療を開始できるので、どちらの結果になっても良い方向に進みそうですよね。

 

もしかしたら、最初に行った心療内科のお医者がちょっと怖いとか思うかもしれません。

確かにお医者さんとの相性はあるし、もしかしたらその診断は間違ってるんじゃないかと思うかもしれないので、そんな時は気にせず2件目の心療内科に行ってみたってOKですよね。

 

では次に、「うつ病じゃないと言われた場合」と「うつ病だと言われた場合」に分けて、できることをご紹介しますね。

 

うつ病じゃないと言われたら

そう言われたらとりあえずちょっと安心しますよね。

でももしかしたら自分には落ち込みやすい傾向があるかもしれないので、うつ病にならないための予防ができると思います。

 

例えば、独身一人暮らしでもあなたのことを気にかけている人が絶対にいるはずです。

それは親や兄弟、あるいは同僚や友人かもしれませんが、そういう人のことを大事にして、なるべく連絡を取り、自分の弱さもさらけ出して心配事を相談するならメンタルは癒されるし強くなると思いますよ。

相葉
できれば直接会える機会も増やしたいですよね。

 

あと独身一人暮らしの人はどうしても帰宅後の時間の制約などから、食生活や睡眠時間が乱れがちです。

そういったこともメンタルに影響していると話す専門家もいます。

なのでいわゆる健康的な食事、たっぷり睡眠時間、適度な運動を生活の中に取り入れるのも大事ですよね。

 

うつ病だと言われたら

もしうつ病だと診断されたら、ちょっとショックかもしれませんが、考え方によってはラッキーだったかもしれません。

なぜかというと、芸能人などでも多いですが、ストレスからうつになって自殺してしまう人も少なくないからです。

 

うつ病の診断を受けたら、もう自分に厳しくするのはやめて、ただ自分が幸福に生きるためにできることだけを考えるのが良いと思います。

治療中にはもっと楽に生きていく方法を学べると思います。しばらくは(きっと数年は)そんな状態でもいいじゃないですか。

 

基本的にはお医者さんの指示通り投薬治療やカウンセリングを受けるのが良いと思います。

それなりにうつ病が重いと判断されれば、診断書を書いてもらい休職することになるかもしれません。

 

休職中もし一人暮らしの家に戻るのがつらくて、実家など頼れるところがあるならば、しばらく帰ってみるのも一つの手ですよね。

休職中には心身が回復するだけでなく、転職先を探して環境を変える準備をするのも可能ですよ。

 

休職中に心配なのはお金のことかもしれませんが、会社の病気休暇制度を使えるかもしれないし、健康保険組合から傷病手当金を受け取れる可能性もあります。

相葉
傷病手当金は給料の3分の2程度が支給される制度なので、もらえれば生活は維持できそうですね。

 

うつ病になっても焦らないで

全然珍しいことじゃない

数年前に厚生労働省が行った調査によると、うつ病にかかる割合は6%程度だと言われていますが、きっとコロナ問題以降はもっと増えているでしょうね。

1999年には44.1万人だったうつ病患者数が、2008年には104.1万人へと2倍以上に増えたことからしても、今日本に200~300万人くらいうつ病に悩んでいる人がいたとしても不思議ではありません

 

うつ病は心の風邪なんて言ったりしますが、風邪との違いはバファリンみたいな市販薬もないし、寝たら治るっていうものでもないことですかね。

なので不安を感じたら一度心療内科に行ってみてほしいと思います。

 

現代日本の環境に問題がある

うつ病になる人は遺伝的に問題があるとか、メンタルが弱いからだとかいう人がいますがそれは全部間違いです。

確かにその人の性格も多少は影響があるかもしれませんが、うつ病が発生する原因はほぼ環境に原因があると思います。

 

例えば、もともと責任感が強くまじめで有能な人がなりやすいとよく言われますが、そういう人たちにもっと働くようにプレッシャーをかける空気が日本にはあります。

 

また独身の人であれば結婚するのが当たり前とか、男性であればつらくても我慢して働くのは当たり前といったプレッシャーをかける風潮もあります。

さらに最近は一人暮らしでかつ在宅勤務をしているために、他人とのコミュニケーションが取りづらい環境もあります。

相葉
そんな環境の中でメンタルが不調になるのは当然です。

 

なのでちょっとでも不調を感じたら、自分が抱えている悩みについて、できれば家族や友人、あるいは心療内科の先生に聞いてみてもらうのが良いと思います。

信頼できないSNSやネット上の人に相談するのは危険です。

相葉
もっと傷つけられる可能性がありますからね。

 

相葉
誰かの支えを得づらい一人暮らしの時に、うつになってしまうことだってある。

それでも経験者に聞くと、回復することはできるみたいだよ。

回復できた口コミはたくさんある

家族のおかげで

20代独身男性 ゆうきさん 京都府在住 フリーランス

私は以前塾講師の仕事をしていました。人と接することが多く生徒の成績が上がらなければクレームがくるので私はストレスでいっぱいでした。

また、私は社会不安障害を患っていたので授業中にもひどく緊張したり不安になったりしてました。

_

そんな生活を続けていると朝起きるのもままならなくなり塾にも行けなくなってしまいました。

そして、病院で診断したところうつ病と診断されました。先生には塾にいくのをやめるように言われ一回実家に帰って落ち着くように言われました。

私は実家に帰っても家族に受け入れられるのか不安でしたが、家族は私のことを理解してくれて優しく接してくれました。おかげで今ではうつ病も良くなって回復に近づいています。家族にはとても感謝しています。

相葉
家族が迎えてくれたことが本当に良かった

 

30代独身女性 Y・Kさん 東京都在住 フリーランス

以前働いていた会社で人間関係が上手くいかなかったことを理由に、うつ病を発症しました。
眠りたくても全く眠れないという睡眠障害をはじめ、「私は上司に刺されるかもしれない」という
強迫観念を抱くようになってしまい、毎日死ぬことばかりを考え始めるようになったんです。

_

両親の勧めで病院への診察をしたところ統合失調症・うつ病を患っていると診断され、仕事を退職し自宅療養をスタート

しばらくの間は家に居ても「上司が私の事を襲いに来るかも…」という不安が抜けませんでしたが、
親が一人暮らしの私の家の隣に住み始めてくれて生活の面倒をみてくれた他、
友人がオンラインゲームを通じて辛い気持ちを忘れさせてくれたおかげで、
1年ほどで症状が改善し、現在は症状も落ち着いています。

相葉
親御さんが隣の家に住んでくれるなんて素晴らしい!

 

40代独身男性 A.Oさん 長崎県在住 フリーランス

私は、以前の仕事で人間不信になり仕事を退職しました。当時働いていた企業では、店長職を行い一つの店舗を任せられていました。エリアの責任者とは仲が悪く、一方的に嫌われてました。

そんな時私の配転が決まりました。次に来る店長は前、その店舗で担当社員として働いていて部下の評判が悪い人でした。そこで、私が店舗を離れる際に従業員には問題があったとき連絡をくれるように言いました。

すると、その噂を聞いた次の店長がエリアの責任者と共に私が規則を破り働いていたということを、そこの店舗の従業員を個人面談し、言わせて本社に報告しました。私はものの見事にはめられ、心を病み退職しました。退職後、実家に戻り1年間働く気になれず家に引きこもりました

そんな時父の入院があり、このまま心配はかけれないと職を探しだし現在に至ります。まだ完全には引きこもりが治ってませんが、当初よりはだいぶ回復しました。

相葉
休む時間を認めてくれるご両親に感謝だね

 

40代独身女性 にきおさん 神奈川県在住 フリーランス

私がうつになってしまった原因は、音でした。部屋の前に車の通りが激しいバイパスがあったのですが、この通りは、昼間は乗用車がひっきりなしに通り、夜間は大型のトラックが行き交う道路でした。

そのため、頭の疲れが取れずに、落ち着かない状態に陥ってしまいます。毎日がイライラしてしまうし、やる気を失ってしまうようになります。そんな日々に、心底疲れた私は、とうとううつ状態になってしまったのです。

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そんな時、家族が気晴らしに花がたくさん咲いているガーデンに行こうと誘ってくれたので行ってみると、パッと気分が明るくなり、落ち込んでいたのが嘘のように改善しました。

気持ちが明るくなると、前向きな気持ちにもなります。部屋ではヘッドホンをかけて、明るいヒーリングミュージックを聴くと音も気にならず、もっと気分が明るくなり、落ち込むこともなく、楽しく生活ができるようになりました。

相葉
気分転換で気持ちが快方に向かってよかったね

 

30代独身女性 ようこさん 大阪府在住 契約社員

学生の時からメンタル的にあまり強い性格ではなかったのですが、学生を卒業し、社会人になっても仕事のことや人間関係で悩むことが増えて、食事が取れなくなり、会社に行けなくなってしまいました。

理解のある会社だったために、休みは貰えて、上司や先輩も優しく気遣ってくれました。

会社に行けず、家で何もできない状態になっていたために、母親が来てくれて、食事の準備をしてくれたり、話を聞いてくれたりしました。

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うつでなにもする気が起きなくて、自分自身不甲斐ない気持ちでいっぱいだったのですが、母親が私の話を聞いてくれたり、側にいてくれたことで、気持ち的にとても楽になりました。

そして、時短で仕事に復帰し、一年ほどかけて回復をしていきました。

相葉
生活のサポートをしてくれたり、話を聞いてくれるのがうれしいよね

 

40代独身女性 にこさん 静岡県在住 アルバイト

アルバイト先の人間関係に悩み、徐々に心のバランスが崩れてうつになりました。
毎日、地獄の底にいるようなひたすら暗い気持ちで過ごしていました。精神科にも通い投薬治療も受けましたが、なかなか改善はしなかったです。人に会うことも億劫になって、ベッドに潜って寝てばかり。でも断続的な睡眠しかとれず、いつも寝不足で体も心もぼろぼろ。とても辛かったです

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そんな日々のなかで考えることといえば死ぬこと。自殺することでした。
もしもいま、自分が死んだら家族はどう思うだろう。悲しむだろうか。死ぬのは怖いけれど、いま死んでしまったら、この気持ちは楽になるのかもしれない。

そんなことを1日中考えるだけの暮らしの中で、唯一私の味方になり側に寄り添ってくれたのは母でした。ただ黙って側にいて、いつもの何気ない生活を送らせてくれました。文句を言うわけでもなく、無理に励ますこともしないで、そっと見守ってくれていました

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そんな母の静かな愛情のようなものを感じた私は、心に暖かいものがだんだんと満ちて、自分が快方に向かっているのに気づきました
今では薬も効いて、うつ症状は軽減しています。短時間ですが、外出することもできるようになりました。気分もだいぶん軽くなり、少しずつ明るい方に歩きだしている感じがします。
あの、暗くじめじめとした長いトンネルにうずくまっていた私を救ってくれたのは、薬でも友人でもない、他でもない母でした。

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母の行動がなければ、私はまだ死ぬことを考え続け、もしかしたら実行に移していたかも知れない。
そう思うと、怖くなります。
私をうつという闇から救ってくれた母には、とても感謝しています。

相葉
本当に困ったときに、お母さんに頼るのはいくつになってもいいことだね

 

友人のおかげで

30代独身女性 のりさんさん 京都府在住 フリーランス

会社勤めをしている時にモラハラパワハラ物に当たり散らすの三重苦の上司のせいで鬱になりました。
その時は子供の時の爪を噛む癖が再発し爪はほぼないくらいの小ささになり、過食嘔吐もひどく常に顔がむくんでいました。
セルフネグレクトもひどくお風呂もほとんど入れないのをなんとかウェットティッシュで体をふき、ヘアミストで頭皮の匂いを
ごまかしていました。正直周りには臭いなと思われていたと思います。

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また家族とも不仲なので頼ることもできず、一人暮らしを何とか続けるために会社に通っていましたが
限界が来たあたりで離れて暮らす親友からたまたま電話があり異変に気付いてもらえました。

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親友からとにかく今住んでいる場所から一時的にでも離れた方が良いと強く言われ、
その時は会社以外の場所ならなんとか出かけられる状態だったので、部署の上司をすっ飛ばして本社に連絡し、
有休を使って沖縄に2週間でかけました。
暖かい気候と自分のことを知っている人が誰もいない環境はとても過ごしやすく
特に何をするわけでもなく過ごすことで少しだけ気分が上向きになりました。
居住地域に戻ると、すぐにクリニックに行って診断書を出してもらい、会社に事情を話すと会社都合で退職することができました。そのあとは専門職だったのでフリーランスとして独立し、
自分のペースで療養と仕事を行うことで今はかなり回復したと言えます。

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鬱に悩んでいる方は少しの元気が残っているうちに、とにかく鬱の原因になっている場所から離れることを強くお勧めします。
元気が完全になくなってしまうと動くこともできなくなるので、私の場合は親友が助言してくれて本当によかったなと
振り返って思います。

相葉
家族に頼れないことは信頼できる友人に相談すること、心が弱くなった時には場所を変えてみること、いろいろ参考になります

 

20代独身男性 HTさん 福島県在住 正社員

高校卒業後、最初に就職した会社がいわゆるブラック企業というやつでした。
業務中はまともな仕事が与えてもらえない、給与面でも雀の涙程度の賃金で、精神的・経済的なストレスが重なり会社に出社する気力がなくなってしまいました。
家にいても、今まで興味があったものに無関心になりないもしたくなくなってしまい、心療内科を受診したところうつ病と診断されました。

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現在は問題なく回復できているのですが、一番の助けになったのが友人でした。
いきなり自宅に来て「遊び行くぞ!」と半ば無理やり連れ出されました笑。
ドライブして景色が綺麗なところに連れて行ってもらい、道中相談に乗って来れたりしました。

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何より嬉しかったのが、その友人の家は自宅から車で一時間半掛かるくらい離れていたのですが、それでもアポなしで来てくれたことです。
男ながら感動してしまい、途中で泣きながら話をしていました笑。
遠方からわざわざ来てくれたこと、親身になって相談に乗ってくれたこと本当に感謝しています。
このことがなかったら社会復帰も難しかったかもしれません。

相葉
男だっていろいろ話を聞いてもらえる人が必要だ

 

恋人のおかげで

40代独身男性 カナタさん 和歌山県在住 派遣社員

私がうつになったのは、職場上司のパワハラです。上司が起こるのは私がミスをした事に起因しているので、やみくもに上司は怒っているわけではありません。しかしだからこそ、私のストレスは溜まっていきました。

上司が言い過ぎているのが問題なだけで、基本的に上司の言っている事は正しいのですから。例えば遅刻をすると出勤時に2時間説教、その後もずっと言われました。

30分遅刻しただけで、その日の給料全額カット等もされました。遅刻する私が悪いとはいえ、あまりにもガンガン言われるのがキツかったのでしょう。いつしか上司の一挙一動に怯えるようになり、うつになってました。

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酷い時は30分寝たら目が覚めてましたし、一週間のトータル睡眠時間が10時間未満という事も。みるみる私は弱り、病院で診てもらうと入院しなさいと言われて会社を退職する事に。

社会復帰できるまで1年かかりました。回復するのに手助けになったのは恋人の存在です。私が入院した事を知った大学時代の友人女性が見舞いに来るようになり、交際へと発展。彼女の為にも頑張らねば!と前向きな気持ちになれましたし、週末には彼女と逢える!という事を励みに仕事も頑張れています。

相葉
支えてくれる人がいてよかったね

 

ソロを極めるか?結婚か?②

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同期のおかげで

40代独身男性 サミーさん 兵庫県在住 正社員

コロナウイルスで在宅勤務が極端に増え、オンラインでしかコミュニケーションをとることがなくなり、自分自身が本当に職場で役立っているのか、職場での疎外感などを勝手に感じるようになり、自信を失ってくることになってしまいました。

異変に気づいた上司が産業医に相談してくれ、診療クリニックに通った結果、うつだと診断されました。とりあえずはさほど重くないこと、初期なので投薬治療を無くそうという方針。

それ以来、職場の同期たちが必要以上に私にコンタクトをとってくれ、安心安全に気遣った上でのダイレクトコミュニケーションを心がけてくれました

本当にありがたいとしかいえませんでした。私も深みにハマる直前に救ってくれたのですから。実際に彼ら、彼女たちもコミュニケーションに飢えていたということもあったのかもしれません。

相葉
コロナ中にうつになってしまったんだね。でもとてもうれしいのは上司も同僚もみんなサミーさんを助けようと動いてくれたことだね!

 

自分と向き合うことで

30代独身女性 37さん 大阪府在住 正社員

私がうつ病を発症したのは2020年1月のこと。
最終的にトリガーとなったのは会社の人とのちょっとした恋愛関係と仕事だったけど、35歳を過ぎてから自分に来る数ある変化や周りの変化を受け入れられずにいた。
そういったものが溜まりに溜まってうつ病になってしまった。

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まずは投薬と休職。
投薬から1ヶ月ほどして楽になってきた。
投薬と並行してカウンセリングも受けた。何故なら私の場合は自分の考え方や捉え方を変えたいと思ったからだ。
カウンセリングを含めて休職中は自分が避けてきた感情や過去の事柄と向き合った。
今まで逃げることが多かった私にはかなり辛かった。
その過程で今まで話せなかったことを家族に話したり、書き出したりした。
その上で仕事に戻るのか辞めるのかがなかなか決断出来なかったけど、私の場合は会社の理解もあり、環境を変えずに元の場所に戻ることにした。

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そこから今まで約9ヶ月。週2回ではあるけど復職している。
周りは病気にも理解があり、勤務時間も曜日も私の自由に決めれているが、外資系企業の為、変化が多く(特にコロナ禍で)自分自身も変化しているものの周りの変化についていけず、またうつ病で今まで好きだったことも好きじゃなくなってしまい、そろそろ転職する潮時かなと思っている。

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正直うつ病を発症してからフルタイムの勤務に戻るまでは まだまだかかると思う。私のように原因が複数にあたる場合は特にそうだと思う。
私は独身、更に不安がりで心配性なので先のことを考えると正直不安はたくさんある。
今まで結婚欲はあまりなかったけど、結婚してたらも少し不安は少なかったのかなとも思う。

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うつ病になると向き合いたくないことにも向き合わざるを得なくなってしまう。
今までと同じようになれない自分をまず認めて、そこから少しずつ何が出来るか考えていく。
休職を決めた時は休めば戻るだろうと思っていたけれど、正直うつ病はそんなに甘くない。回復してきてストレス耐性も少しついたかなと思うとまたダメな時期が来る。

常にまた1番しんどかった時期には戻るんじゃないかと怖い気持ちはある。
変化の苦手な私には毎日の体調の波がしんどかったりする。

周りが普通に出来ていることを認めた上でどう進んでいくのか。
うつ病になると今までの自分の理想を崩したり、普通の基準を変えたり 正直辛いことが多い。

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何が1番効くかは人によって違うけれど私の場合は自分と向き合ったことはかなり助けになったと思う。
働きながら今まで避けてきたことと向き合うことは不可能だったので、休職は正しかったと思う。

うつ病になってから毎日ヨガかヤムナボディローリングをする習慣がついた。
特にヨガには精神的にも助けられた。
どんなものでも自分が良さそうと思うものはトライしてみるのがいいと思う。

相葉
うつになってから今に至るまでの奮闘が良くわかります。無理せずに引き続き自分に良さそうな方法を試してみてくださいね

 

寝ることで

20代独身女性 こまさん 千葉県在住 契約社員

ある日、いつものように満員電車に乗って、2時間かけて出社して、自分のデスクについて仕事をしていると、ポタポタと雨漏りが。と思ったら自分が泣いていることに気づき、トイレにひとまず駆け込んだことがあります。

出社する時は毎朝、電車に乗って40分を過ぎたあたりから急な吐き気やめまいがして、うずくまってしまうことが多く、会社に着くまでに何度も途中で電車を降りて、気分が落ち着いたらまた乗ってを繰り返すので、本来なら1時間ちょっとで着く場所ではあるのですが、結果的に2時間かけて出社していました。

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うつは自分で気づかないうちにじわじわ侵攻しているものだと思います。ふとした時に、勝手に涙が出たり、人の視線や周囲の音がやたらと気になったり、全てにおいて悪い方向にしか考えられなくなったり、自暴自棄、酒に溺れる、不眠と短絡的思考と反芻に陥ります。

相葉
今も闘っているんですね、病院や他に頼れる人はいないのかな?

 

病院のおかげで

40代独身男性 YTSさん 東京都在住 自営業

ある団体に勤めていた時に上司との関係で鬱になりました。
元々、自分は民間にいたため、日々業務の改善を心がけていたのですが、むしろそれが疎まれる環境でした。
また、一般の会社と違い人事異動も望めず、将来を考えると毎日絶望的な心境になりました。
最後には出勤することができなくなり、結局、3ヵ月近く休んだ後に退職をしました。

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その間、神経科を受診し適切な薬とカウンセリングを受けたことで、問題を解決できない自分を責めることを止めることができたことで、鬱の症状は徐々になくなりました。
さらに、人は変えることはできないので、時には逃げることも必要だと担当医が言ってくれたことで、心が救われました。
ただ、その時のことは未だにトラウマになっており、たまに夢にも出てきます。

相葉
僕も覚えておきたい「時には逃げることも必要だ」

 

30代独身男性 アイアンさん 愛知県在住 正社員

私は20代後半にうつ病にかかってしまいました。仕事が毎日忙しく精神的にもきつかったのですが、その日も会社に行くために朝起きるのが普通なのですが、なぜか全く体がうごかなくなってしまいました。行かなくてはいけないと思っても体に力が入らず気分も悪かったのが非常に印象に残っています。

ようやく外に出たとしても道中でへたりこんでしまいこれは無理だと会社を休みメンタルクリニックを受診しました

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とても会社が忙しく精神的なプレッシャーも強かったのですがメンタルクリニックの先生と話をすることで幾分か気分が良くなったのを覚えています

それ以降毎週カウンセリングを受けることで精神的にも落ち着いてきて回復することができました。部署も異動となりましたがおかげで今でも働けているので良かったと思っています。

相葉
メンタルクリニックの先生は話を聞いて理解してくれるプロだからね

 

40代独身男性 八八八さん 神奈川県在住 自営業

15年前前後に、春先になると頭がぼーっとしたりする症状が出てきて自分としては五月病だと思い、交感神経と副交感神経の入れ替わりの時だから、他に多くの同じ様な悩みを持っている人がいると思い込んでいました。だいたい6月頃には直っていたのですが、ぼーっとしたり、意味も無く不安になったりという症状が消えずに常にぼーっとしたり気分がさえなかったり不安になったり不眠に悩まされる様になり、恥ずかしいと思いつつ精神科にかかってみる事にしました。

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はじめは軽いストレスという事で、ストレスが溜まって胃潰瘍になる人が飲むのと同じ薬を飲んで、様子をみたのですが、待ったく効き目がなかったので、鬱が本格的になってきたので、こう鬱剤のアモキサンを飲み始めました。
ちょうど同じ時期に心臓の長身が悪く、渋谷区内のかなり大きな病院に入院した際に、心臓のケアと鬱のケアを同時に対応してもらいました、その時に出会ったメンタルヘルス科の先生にお世話になる事となり、現在も月に一回投薬を受けています。

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先生が優秀で、自分の鬱の症状を伝えると、数多くあり抗鬱剤ややる気の出る薬や睡眠薬を処方してもらう事になり、季節によって変わる鬱の症状にあった薬を必要に応じて組み替えてもらう、対処療法的な感じで長年お世話になっています。10年程度の間にいろいろな薬を飲んでみて、今の薬の組み合わせがかなり良く、薬を飲まないとパニックになるくらいですが、薬を定期的に飲む事で、人生が幸せで楽しいと思える様になりました(薬による一時的なものかもですが)。

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最近はメタボ対策で牛乳を飲む代わりに豆乳を飲み始めたのですが、それが更に鬱改善になっている様で、豆乳の成分がセロトニンの分泌を促し、夜にはメラトニンに変わるとの事で、プラシーボ効果かもしれませんが、更に調子が良くなり、今は幸せ感があって、いっけんすると鬱が直った様なきがしますが、薬はやめずに続けています。

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薬を減らしたいという気持ちもありますが、安定している場合は飲み続けるのが慢性うつ病の対処法らしいので、規則正しく薬を飲んでいます。
鬱病では身体障害者手帳がもらえたり、自立支援という制度を使うと、1割負担で治療が出来て医療費の上限を2,500円程度までとしてくれる制度を利用しているので、病院や公的機関でソーシャルワーカーの方に相談をして、鬱の治療費を抑えた得たり、障害者手帳でいろいろなサービスや入場券を無料や半額でうけられる制度を利用しています。
いまのところは高校生くらいの時の楽しい幸せな生活が送れる様にまで改善し(おそらく薬の効き目)一見すると鬱だとは思われないくらいに良好な生活が送れています。良い先生との出会いが鬱改善の鍵だと思います。

相葉
最初に精神科へ行くのは怖いかもしれないけど、八八八さんみたいに良いお医者さんと出会えることもよくあるんだね

 

時間が解決してくれた

50代独身男性 kebdiumさん 福岡県在住 自営業

ある日ふと仕事に全く集中できなくなっている自分に気が付きました。まあそんな日も在るよなとあまり気にしていませんでしたが、いつまで経っても集中力は戻って来ませんでした。2カ月くらいして流石に不味いと感じ、うつの症状に集中力の低下があると聞いたので近くの精神科にかかる事にしました。

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診断は、やはりうつ病でした。その日は一番軽い薬を処方してもらって1週間様子を見る事になりました。
帰宅後、集中力が戻るのを期待して早速薬を服用してみると、なんと期待とは裏腹に、意識が猛烈に朦朧とするではありませんか。とても仕事どころではありません。

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それでも、体が薬に慣れていないからだろうと頑張って1か月通院と服薬を続けました。
しかし結局体が慣れることはなく、これ以上軽い薬も無いということなので、通院はそれで終了という事にしました。
それからは仕方なく無理やり仕事を続けていましたが、気が付けばいつの間にかに集中力は戻っていました

相葉
お薬が合わない場合もあるかもしれないけど、時間が経って解決する場合もあるのか

 

本を読んで

50代独身女性 猫丸さん 大分県在住 フリーランス

数年前に、うつを患って、一時期ほとんど外出しない日々が続きました。
買い物は、宅配の食品やネットオークション、楽天市場やアマゾンなどの通信販売でそろえていました。

うつがきつかったので、一時期心療内科に入院していたのですが、入院中もひたすら病院で寝るといった生活だったので、体がむくんで、日付や時間の感覚がなくなってしまい、つらかったです。
それで、退院して在宅療養を続けていた時に、新聞で紹介されていたうつ病を克服する本を購入して、読んでみました

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うつ病を克服するための本は、たくさん出版されていたので、いろいろな種類のうつ病克服の本を読破していきました。
そこで、気が付いたのが、外出先の店で、嫌な目にあったり、ネットでいじめに遭って困っているのは、自分だけではないといったことです。
自分と同じような悩みを抱えている人が、大勢いるといったことがわかって、少し気持ちが楽になりました

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うつ病を患って、一番大事だと感じたことは、情報です。
情報が足りないと、ネットに自分らしき人物の悪口が書かれていた場合に、大勢の人が書いたと思いこんでしまいがちですが、実際には、裏垢を作っている工作員という数人のグループの犯行であるといったことがわかってよかったです。

相葉
確かにネット上などの間違った情報を信じてうつになっちゃう人が多いよね。猫丸さんが読んだ本は、同じように苦しんでいる人がいるっていう心強い情報だったんだな!

 

目標ができて

20代独身男性 大根おろしさん 愛知県在住 契約社員

前職で、同期入社した社員との関係に亀裂が生じて、一時期、うつ状態になっていたことがありました。というのも、自分自身、お酒が全く飲めず、酒席が大の苦手な人間で、元々、一匹狼タイプで生きてきたため、仕事終わりの誘いも大半断ざるを得ませんでした。

その状態が2年くらい続き、入社直後は仲良く話していたのにもかかわらず、同僚は、私を避けるような素振りを敢えて見せつけるようになり、それに耐えきれず、うつを発症してしまったのです。

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一人暮らしの身であったこともあり、正直、両親との電話越しによる、たまの会話では、うつを改善することへは繋がりませんでした。ただ、幼い頃より10年近く習い事として熱中していた水泳を久しぶりに再会するようになり、童心に還るとともに、自分にも多少得意と呼べるアクションがあるのだなと、やんわりと感じられる時間に変えてくれたおかげで、プールで速く綺麗なフォームで泳ぐこと(目標)が、今では支えになっています。

相葉
小さくても目標があれば気持ちが前向きになる場合もあるんだな

 

過去のカウンセリング知識のおかげで

50代独身女性 futureさん 京都府在住 フリーランス

発達障害を抱えており他者との距離感がつかみにくかったり、集団の中での生活が負担になってそのストレスからうつになることを何度も経験しました。集団には家族も含まれ、親との関係でかみ合わなさを感じると、それが引き金になってうつになることもありました。社会人になって体調を崩してから長くお世話になっていたカウンセラーとのセッションの積み重ねが、自分を取り巻く様々なことを理解する助けになっており、転々と病院も変えましたが最終的には自分に合うドクターに出会うことができ幸運だったと感じています。

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うつの時はとにかく無理をせずに休むことです。ストレスからう自分が思っている以上に疲れている状態なので、まずは使い慣れたお薬を服薬して環境から自分を切り離して心身をとことんまで休めることです

周囲の励ましが時に地雷になりもだえ苦しむことがあるかもしれません。うつの時の励ましは禁忌ですが、その知識のある人は一般に多くありません。自分の身と心は自分で守るしかないことをしっかりと自覚し、回復の糸口が見つかるまで怠けるくらいでちょうどいいです

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回復期に入ると加速度的に良くなるので、その時にテンションが上がり過ぎて躁になることには注意せねばなりません。自分の中で回復に役立つチェックリストのようなものを持っているのも一つだと思います

私の場合は、日記帳に休むということを明記した日から数字を書いていき、三日は周りにも休養中であることをアピールするために必ずパジャマを着てお布団の中にいることにしています。生きているだけでいい、と、自分に言い聞かせることにしています。服薬管理が上手くいき自力で回復することができるようになると、自分に自信がつきうつへの不安が軽減されます。楽な道のりではありませんが、自分流のうつとの付き合い方を身に着けていってください。

相葉
とても参考になる経験を聞けて感謝します

 

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